サロンブログに効果はあるのか|見るべき数字と、効かない書き方
「ブログを書いても予約が増えない」という感覚は、多くの場合**期待している効き方がずれている**ことから来ます。何に効いて何に効かないのかを分けます。
サロンブログが効くのは「集める」ではなく「決めさせる」
サロンブログを新規流入の入口だと考えると、ほぼ確実に期待外れになります。予約媒体内のブログは、検索エンジンから直接人を連れてくる装置ではありません。
実際に効くのは、掲載ページまで来た人が最後に迷ったときです。同価格帯の3店で迷っている人が、ブログを見て1店に決める。ここが主戦場です。
| 期待 | 実際 |
|---|---|
| ブログ経由で新規が検索から来る | ほぼ来ない |
| 書けば掲載順位が上がる | 直接は上がらない |
| 迷っている人の判断材料になる | ここに効く |
| 更新が止まっていない証明になる | ここに効く |
見るべき数字は「閲覧数」ではない
ブログ単体の閲覧数を追っても判断できません。見るべきは次の2つの比率です。
- 掲載ページの閲覧数 → 予約数の比率。ブログが効いているならここが上がる
- 指名予約の比率。誰に担当してほしいかが決まった状態で来る人が増えているか
ブログの閲覧数が少なくても、この2つが動いていれば効いています。逆にブログだけよく読まれて予約が増えないなら、内容が判断材料になっていません。
効かない書き方の共通点
- 日記になっている — 「今日はいい天気でした」は判断材料にならない
- 誰向けか分からない — 悩みが書かれていないと自分事にならない
- 持ち帰れる情報が無い — 施術の説明だけで終わっている
- 更新が月1本以下 — 一覧に並ばず、そもそも見られない
- 全員に勧めている — 選んでいない店は専門性が伝わらない
特に最後が効きます。「こういう方には向きません」と書いてある店は、書いていない店より判断しやすい。詳しくはサロンブログの書き方にまとめました。
判断までにかかる期間
1か月では判断できません。来店サイクルが1.5〜3か月の業種なので、週1本を3か月続けたところで、上に挙げた2つの比率を比べます。
途中で止めると比較対象が消えます。効果を測りたいなら、まず3か月止めずに続けることが条件になります。
それでも動かないとき
3か月続けて予約率が変わらない場合、詰まりはブログではありません。美容室で集客できないときの切り分けで、閲覧数・予約率・再来率のどこが問題かを特定してください。
よくある質問
サロンブログは意味がありますか?
新規を検索から連れてくる効果はほとんどありませんが、掲載ページまで来て迷っている人の判断材料としては機能します。同価格帯の複数店で比較されたときに選ばれる確率が変わる、という効き方です。
ブログの閲覧数はどのくらいが目安ですか?
閲覧数そのものを目標にする意味は薄いです。見るべきは掲載ページの閲覧数に対する予約数の比率と、指名予約の比率です。ブログの閲覧数が少なくてもこの2つが上がっていれば効いています。
どのくらい続ければ効果が分かりますか?
週1本を3か月が目安です。サロンの来店サイクルが1.5〜3か月であるため、それより短い期間では変化を判断できません。途中で止めると比較ができなくなります。