整体院の集客|効果を書けない中で、通う理由を作る
整体院の集客は、**効果を断定できない**という制約の中で行うことになります。この前提を受け入れたうえで何を書くかを決めると、やることは絞れます。
表現の前提を確認する
整体は国家資格を要さない施術であり、疾病の治療をうたうことはできません。「治る」「改善します」「〇〇に効きます」といった断定は、業種を問わず避けるべき表現です。
代わりに書けるのは、何をするかとどう判断するかです。実務上、こちらのほうが読み手の判断材料になります。
| 避ける | 書き換える |
|---|---|
| 腰痛が治ります | 腰まわりの動きにくさに対して行う施術の内容 |
| 姿勢が矯正されます | 施術中に確認する箇所と、その理由 |
| 〇回で改善 | 1回あたりの時間と、次回までの目安期間 |
| 医学的根拠があります | 施術後の過ごし方の注意点 |
痛みや疾患について医療機関の受診を勧めるべき場面があります。そう書ける院のほうが、読み手からは信頼されます。
整体院は地図検索の比重が高い
「腰が痛い」と思った人は、近くて今日行ける場所を探します。美容室より緊急性が高く、地域を絞った検索が中心です。したがってGoogleビジネスプロフィールの優先度が最も高くなります。
- カテゴリを正しく設定する(整体/マッサージ等)
- 営業時間と当日予約の可否を明記する
- 院内の写真を載せる。初めて入る場所の不安を消す
- 施術メニューと料金の総額を書く
- 口コミに返信する
1回で終わらせないための説明
整体は継続で成り立つ業態ですが、回数券の押し売りに見えると次が無くなります。間隔と理由を先に説明するのが穏当な形です。
- 今日の施術で何をしたか
- 次回までにどのくらい空けるのが目安か
- その間、自宅で何をしないほうがよいか
- 変化がない場合はどうするか
4つ目を先に言える院は少ない。「変わらなければ別の方法を考えます」と言えることが、継続の信頼になります。
集客できないときの切り分け
整体院で手が止まる典型は、地図には出ているが予約されない状態です。この場合、増やすべきは露出ではなく判断材料になります。
- 料金の総額が分からない(初回料金だけ書いてある)
- 施術者が誰か分からない
- 所要時間が書いていない
- 服装・持ち物が分からない
いずれも1回書けば済むものです。切り分けの手順は美容室で集客できないときの4つの数字がそのまま使えます。
接骨院・整骨院との違い
柔道整復師が施術する接骨院・整骨院は、法令上の広告制限が別途あります。詳しくは接骨院の集客にまとめました。
よくある質問
整体院の集客は何から始めればいいですか?
Googleビジネスプロフィールの整備が最優先です。腰や肩の不調を感じた人は近くて今日行ける場所を探すため、地域を絞った地図検索の比重が高くなります。カテゴリ、営業時間、院内写真、料金の総額、口コミ返信の5点を先に埋めてください。
整体の広告で使えない表現はありますか?
治る、改善します、〇〇に効くといった疾病の治療を示す断定表現は避ける必要があります。代わりに施術内容、確認する箇所とその理由、所要時間、施術後の注意点を具体的に書くほうが判断材料になります。
地図には表示されるのに予約が入りません。
判断材料の不足が原因であることが多いです。料金の総額、施術者が誰か、所要時間、服装や持ち物のいずれかが書かれていないと、閲覧者は予約を保留します。いずれも一度書けば済む項目です。